今、NPOがおもしろい ~サポートセンター情報紙『さぽせんナウ』より~

こちらのページでは、相模原の様々なNPO(市民活動団体)に焦点をあて、サポートセンター情報紙『「さぽせんナウ』2013年4月15日発行号~最新号までで紹介した団体の活動の様子をまとめました。ぜひ参考にして頂ければと思います。


69号 2017年8月発行
Angat
連絡先 : angatjp@gmail.com(代表:永井)

フィリピン映画上映による日本・フィリピンの交流促進を

 2013年11月にフィリピンを襲った巨大台風ヨランダの支援活動を契機に、年に2回程度、映画という媒体を利用したフィリピンの文化紹介を主とした活動を行なっています。
 記念すべき1回目である2014年3月の上映会は、すぐに支援金を送るため準備期間が短い中、日本人監督がフィリピンを舞台に撮った作品の上映を行いました。2回目の2015年は是非ともフィリピン人監督の作品を日本で紹介したいと思い、口蓋裂の障害を持つ少年を主役に迎えたハートフルな作品「ノノ」の上映を行いました。
 昨年度は実際にフィリピンの首都マニラに出向き、映画祭CINEMALAYAで発見した珠玉の短編3作「Smile for Evelyen」、「Fish out of water」、「Mother/Father」の上映を行いました。
上映会だけではなく、フィリピン・日本の国境を超えた交流会も行なっています。
 今年度からは、高校の古着の制服を集め、外国につながる子どもたちの高校進学時に役立ててもらう事業も始めています。
上映会・運営の仲間を募集しています。






68号 2017年6月発行
相模原誘導グループ ささの会 
連絡先: TEL 042-758-8017 (代表:島村)

視覚障がい者の理解と誘導の普及を目指して

 内閣府が4月に発表した「平成29年春の褒章」にて、社会奉仕活動で顕著な実績を挙げた個人や団体を対象とする「緑綬褒章」に、市内で活動する視覚障がい者奉仕団体「相模原誘導グループささの会」(島村正子代表)が選ばれました。
 視覚障がい者の日常生活における外出介助や、小・中・高校や一般への福祉体験講座の講師派遣などを行っている同団体。視覚障がい者の社会生活の目となることを目指して活動を続ける、代表の島村正子さんにお話を伺いました。「会の活動は今年で34年目を迎え、会員数の減少と高齢化が課題です。小・中学校などでの講座では、必ずアイマスクで目隠しし、五感をフルに使って動く体験をしてもらいます。子どもたちは点字カレンダーの裏側に興味を持ったり、素直な反応が楽しい。」と語る島村さん。講座の後で届くお礼の手紙が楽しみだそう。  
 長く活動を続けられたのは、人との出会い・交流があったから。今も日々新しい情報に目を配り、新聞の切り抜きや冊子を持ち歩く島村さん。「駅や交差点で困っている視覚障がい者の方を見かけたら、まずは声をかけて」とのこと。活動に興味のある方はぜひご連絡を。

67号 2017年4月発行
NPO法人 Wish 
連絡先: wishfoodsagamihar@gmail.com (代表:西村)

相模原にもフードバンクを

南区を拠点に、フードバンクと学習支援の活動を行う同団体。

フードバンクとは、品質に問題がないにもかかわらず市場で流通できなくなった食品を企業や個人から譲り受け、生活困窮者などに配給する活動です。同団体では、市社会福祉協議会窓口からの要請により、ひとり親家庭や生活困窮世帯、市内福祉施設などへ定期的に食品を発送しています。
こども達がしっかりと食べ、きちんと教育を受け、人生の選択肢と可能性を広げることを目的として、2016年3月に任意団体を設立。同年11月にはNPO法人の認証を受けました。

学習支援は、幅広い年代に対応

学習支援は、南区の公民館や相模線相武台下駅前に開設した塾にて行っています。団体の代表である西村さんは、長く学習塾で教えて来た経験から、英語教育に課題が多くあることを痛感し自宅で英語塾を開講。経済的に余裕がないために、本人の学習意欲に反して勉強のできる環境が整っていない状況があることを思い出し、子ども達が「きちんと教育を受けられるように」との思いから、学習支援活動を始めました。
当初は、小中高校生の子ども達を想定していましたが、実際に始めてみると、成人した息子・娘がいるという方や、高齢の方などからの要望も多く、年代に関係なく経済的に余裕のない状況があることを実感しているそう。「微力ながら、一人でも多くの方のお役に立てるように努力していきたい」と語る同代表。こうした活動に興味のある方や、食材を提供したい方、ボランティアで勉強を教えられる方などいましたら、同団体までご連絡をお願いします。

66号 2017年2月発行
橋本地域住民防災検討会 
連絡先: bosai.hashimoto@gmail.com (代表石塚)

倒壊家屋ゼロ、大火災ゼロを目指して!
橋本地区の “防災・減災” に関心のある地元の有志が集まり、災害時の被害を防ぐと共に、災害を小さくする為に、地域の備えを強化しようと、平成25年9月から地道な活動をスタートし、4年目を迎えました。
 昨年度から2年連続で “橋本公民館まつり” にて「防災に関する展示」を、またソレイユさがみの大会議室にて「防災講演会」を開催いたしました。費用の一部として市の補助金を頂いて活動しています。
 今年は、3月4・5日に開催される“橋本公民館まつり” と6月24・25日にソレイユさがみで開催される“ソレイユフェスティバル” にて「防災に関する展示」を行う予定です。
今後は、地域の住民を対象にした草の根的な活動を実施し、話し合いやアンケートなどを通してどのような大災害が起き、その際の「被災状況」や「何に困るか」などの課題を、皆さんと一緒に検討して行きたいと思っています。

橋本の奇跡を創りたい

東北大震災では “釜石の奇跡” が話題になりました。 橋本地域においては、地域の皆さんと共に “倒壊家屋ゼロ”、そして “大火災ゼロ” の “橋本の奇跡” を創りたいと考えています。
 会の活動は、毎月第2木曜日と第4水曜日の夕方6時半から、橋本公民館会議室などを利用しています。見学・入会等は、いつでも受け付けております。特に、若い方、女性の方は大歓迎です。ぜひお気軽にご連絡ください。

65号 2016年12月発行
人と犬にやさしいクラブ「フレンズ」 
連絡先:042-685-2658

愛犬と一緒に楽しく活動
犬と楽しく「ふれあう」ことで、高齢者やこども達に心理的な好影響を図ることを目的に、愛犬と一緒に活動を行う〈人と犬にやさしいクラブ「フレンズ」〉。
 しつけをされた犬と飼い主が、市内(主に相模湖地域)の高齢者施設や幼稚園等を訪問し、ふれあいと交流の機会を提供しています。犬とのふれあいを通して高齢者の方々には「楽しみ」を、こども達には犬という動物を「正しく理解する」機会を提供し、同時に命の大切さも学んで欲しいと、昨年(2015年)の秋に発足しました。

人も犬もストレスなく活動するために

現在は、月に1回、相模原市緑区にある特別養護老人ホーム〈相模湖みどりの丘〉を訪問し、団体メンバーの愛犬と入居者の皆さんがふれあうドッグセラピーを行っています。
 また、『犬に言いたいたくさんのことー親愛なる君ともっと仲良くなる73の方法』(池田書店)などの著書もある中村代表を中心に、団体メンバーの勉強会を毎月開催し、ボランティアとしての心構えや意識の向上、動物との活動ならではの注意事項などを学び、人と犬がお互いにストレスなく活動を行えるよう取り組んでいます。
 今後は、幼稚園児から高校生まで幅広い年代のこども達や、障がいのある方のもとにも伺いたいと考えている同団体。「愛犬と一緒の活動に興味のある方は、ぜひ参加してほしい」と呼びかけています。

64号 2016年10月発行
NPOユーラック 
E-mail:the-akiyama@moon.odn.ne.jp

若さも元気もいっぱい、第11回がくし寄席
大学生の落語を中心とした「がくし寄席」を主催するNPOユーラック。9月17日(土)に今年2回目の寄席がソレイユさがみで行われました。噺家は男女各3名。2年生の女子学生はすでに3回出場し、卒業までに8回出場を目指しているとのこと。漫才は桜美林と明治の2年生コンビ。皆さんしっかり練習されたようで、あっという間の楽しい2時間でした。最後は出演者と観客が一体となって「上を向いて歩こう」「ふるさと」を大合唱。大いに盛り上がり、まさに地域の人々が明るく元気になれる寄席でした。

笑いは健康のもと!みんなの幸せを願って

会名のユーラックは、英語で“You Luck”、日本語で「遊楽」を表します。仲間内での話し方、聴き方のサークルでしたが、他の人たちにも楽しんでもらおうとNPOユーラックを立ち上げました。地域の皆さんが健康でいられるよう、喜んでもらえる催しとして、寄席を企画。学生を探していたところ、桜美林の落研の学生に出会い、「がくし寄席」がスタートしました。今では公民館などからも声がかかり、多くの大学の落研が参加しています。このほかチャリティーイベントなども開催。笑いを届ける「がくし寄席」もさらに広げていきたいとのことで、ますますこれからが楽しみです。

63号 2016年8月発行
「あいおい」みんなの食堂 
E-mail:aioi.kodomosyokudou2016@gmail.com

ひとりでいるなら、おいで!

「あいおい」みんなの食堂は、5月27日からスタート。核家族化や共働きの増加、子どもと十分に関われない、食事の提供ができない、団欒の持てない家庭が多くなっている中で、子どもたちの支えの一つになればと思い、誰でも参加できる居場所としての食堂を始めました。料理や子どもたちの相手を担当するのは、28名のプロジェクトメンバー。皆さん、生き生きと活動しています。

協力者に感謝

会場は、中央区相生の生活クラブ相模原センターが、光熱費込みで無償提供する会議室。調理室や乳幼児向けのスペースも完備しています。食材は、天然酵母パン・自然野菜販売の「アイヅチ」、パン店の「ランジュ・コション」、豆腐製造・販売の「共生食品(株)」などの協力者が提供。手に入らないのは『お米』のため、お米の提供者を大募集しています。

毎月第2・4金曜日の午後4時半オープン、5時半から食事スタート。食後はみんなで遊んだり、宿題をしたり…7時まで楽しいひと時を過ごします。毎回30食を用意しますが、もちろん完売です。

62号 2016年6月発行
特定非営利活動法人 文化学習協同ネットワーク 
TEL:042-851-3207 (担当:清水) HP:http://www.npobunka.net/

人はもっとやさしくて、社会はもっとおもしろい

文化学習協同ネットワークは、子ども・若者の“学校から仕事への移行”をさまざまな形でサポートしている教育NPO団体です。相模原市の委託を受け、子ども・若者一人ひとりの「学び」の保障とその先の進路づくりを一緒になって考えながら日々活動しています。

西門商店街の一角にある「colore(コローレ)」では、さがみはら市民活動サポートセンターの機関誌“さぽせんナウ”の封入ボランティアに参加。“さぽせんナウ”の西門商店街のお店への配架も行っています。地域の方々との協同によって一人の若者をサポートすることは、“その街に生きる”という視点から大事な取組の一つとなっています。

事業紹介

「さがみはら若者サポートステーション」
働くことを中心に自立を目指す15~39才までの若者とその家族を対象に、相談やコミュニケーション講座などのプログラムを通じて“踏み出す一歩”をサポートしています。
「子ども・若者自立サポート事業」
主に中高校生年代から20代の子ども・若者を対象に、公共施設や市内4ヶ所の居場所において、学習支援(学び直し)や進路づくりにむけたさまざまなプログラム、地域社会への参加などを通じて、日常生活も含めた社会的自立を目指しています。

61号 2016年4月発行
NPO法人 Spitzen Performance 
TEL:042-702-9439 HP:http://spitzen-performance.jp/index.html

「熱意」をインターネットで発信。多くの「賛同」が、夢を現実に。

 最近よく聞かれる「クラウドファンディング」。インターネット上で自分の夢や目標を発信し、応援してくれる人を募り、目標達成に必要なお金を集める仕組みです。  この仕組みを活用して新たな活動にチャレンジするのが、今回ご紹介する南区のSpitzen Performance(スピッツェン・パフォーマンス)。ドイツのトレーニング科学を基本とし、子ども、障がい者、高齢者等を対象としたスクール運営、指導者の育成・派遣、国際交流等による地域貢献を目指す団体です。

障がいを持つ子どもたちに チアリーディングを
 代表理事の多田久剛さんは、米国のチア リーディング世界大会で会場を大いに盛り上げる、障がいを持つ子どもたちのチアリーディングを見て感じました。 「この輝き、感動を日本にも届けたい!」。そこで新たに、障がいを持つ子どもたちのチアリーディングチームを結成し、日本最大規模のチアリーディング全国大会で発表する、というプロジェクトを立ち上げたのです。  しかし、自力だけで活動費用をまかなうのはとても大変。そこで「クラウドファンディング」を活用し、このプロジェクトを応援してくれる人を募ったところ、みごと目標金額を達成しました。

この春、チーム結成 来年春の全国大会を目指して
 資金も確保でき、いよいよプロジェクトが始動。障がいの種類や男女は問わず、親子で目標に向かって頑張りたい、挑戦したいという小・中学生が集まり、来年3月の全国大会に向けて、練習を始めています。 多田さんの最終目標は、全国で障がいを持つ子どもたちが、競技としてチアリーディングに取り組めるシステムを作ること。  応援してくれている見知らぬ人々の熱い想いに支えられ、障がいを持つ子どもたちのチアリーディングチームの輝きを間近で見られる日も近いようです。


60号 2016年2月発行
NPO法人 クライム 
TEL:042-776-8133 HP:http://www.npoclimb.com

 NPO法人クライムは、児童及び障害者(児)向けに生活支援・子育て支援等に関する事業を行い、地域社会の福祉の増進に寄与する事を目的に、2004年1月に設立された団体です。
 NPO法人クライムが運営する児童デイケアサービスセンターは2つ。12年目を迎えた「あるぷす」と、9年目を迎えた「ろぐはうす」。「あるぷす」は、2004年設立の相模原市で初の知的障害者向け放課後支援施設。
 障害のある子供たちが伸び伸びと過ごせる居場所作りと、家庭のサポートを目的に運営しています。また、誰もが安心して楽しく暮らせるためのサポート体制作りの一環としてヘルパー事業や、有償の障害者福祉運送(シェルパ・サポート)を行っています。
 障害のある人達の可能性を広げるために、何が出来るかを考え、日々の活動に取り組んでいます。

1月15日の福祉講演会『僕が僕であるための選択』での 島崎賢一理事長のメッツセージをお伝えします。
○福祉の充実のために走ってきた私ですが、こうして本当の重度障害者になって、まだまだ、福祉の充実は程遠いと思います。福祉の世界の人材不足は深刻です。私は、自分の生きざまと自身の理想を語りかけ、私の夢のバトンを引き継いでくれる人を増やしていくことが最後の使命であると信じて走り続けて行くだけです。
○私の座右の銘は、「人事を尽くして天命を待つ」です。やれることをやって最後の運命は神様が決める事で、それを変えることは出来ない。辛い時には「辛い」って言っていいし、泣きたい時には泣いてもいいんです。でも泣いた後にはまた勇気を持って自分らしく前に進んで下さい。泣いても笑っても人生は一度きりのものだから・・・
○皆様の前でお話をして勇気をいただきました。最後まで、福祉の改革に取り組んでいきたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。

59号 2015年12月発行
うたうたげ 音楽の庭 つくい 
E-mail:ritsukomarimba@gmail.com(うたうたげ事務局)



 

『うたうたげ 音楽の庭 つくい』は、0歳の赤ちゃんからご入場いただける音楽コンサートを行っている市民団体です。主催者のマリンバ奏者松本律子さんは、5歳からマリンバを習いはじめ、昭和音楽大学の打楽器科を卒業しました。

子どもと気軽に訪れることができるコンサートを
 自身の子育ての経験から、緑区根小屋にある県立津久井湖城山公園を中心に子どもと参加できるコンサート活動を行っています。メンバーは、松本律子さん。公演内容をプロデュースする豊岡久美香さん、公演によってパフォーマーの方、俳優、弦楽器、 歌手も加わります。「クオリティの高い作品を」と年3回行っている公演は今年9月で19回になり、地元だけでなく遠くから足を運ぶお客さんも大勢いらっしゃいます。

発想力豊かな子どもになってほしい
 『新聞紙の絵本~新しい芽が~』は、マリンバの演奏に合わせて、パフォーマーが新聞紙を使ってドングリや鳥などの自然を表現するというもので、子どもたちの想像力や発想力を刺激する内容になっています。

子どもたちは自分でやってみるのが一番楽しい
 子どもたちが聴くだけでなく、自由に楽器に触れたり、マリンバの演奏を聴きながら大きな一枚の画用紙にお絵かきをしたりといった、子どもの好奇心をくすぐる楽しい公演も行います。

 松本さんはこれからについて、「長く続けることで見えてくるものがある」「5年やったら10年はやりたいと思えた」と語って下さいました。
 皆さんも、親子で楽しめる楽しいパフォーマンスを味わいに、『うたうたげ 音楽の庭 つくい』に足を運んでみてはいかがでしょうか。

58号 2015年10月発行
たんぽぽの里 
HP:http://neko-chan.net/(代表:石丸 雅代)



 JR相模原駅を降りて5分。たんぽぽの里のシェルターでは、処分対応から救われた80匹近い猫たちが暮らしています。たんぽぽの里の総保護数は、150匹を超え、現在、第2シェルターも稼働しています。その猫たちの命を新しい飼い主さんへつなぐ活動を行っているのが 『たんぽぽの里』です。
猫を保護してから新しい飼い主さんに引き渡すには、ノミや寄生虫駆除、ワクチン、病気の治療を済ませなければなりませんし、人に慣れるように、たくさんの愛情をそそぎます。殺処分をなくしたいという、同じ思いの仲間がそれぞれの活動を優先しながら保護活動をしているのが『たんぽぽの里』です。
皆様のご支援に支えられ、神奈川県動物保護センターでは全国初の猫殺処分ゼロが達成され、この10月11日で、2年殺処分ゼロ更新となります。その裏では、ボランティアの懸命な活動があります。乳のみ猫、子猫、老猫、の預かりボランティア、相模原シェルター・田名シェルターでの猫のお世話ボランティア、搬送ボランティア等も募集中です。
2年半前から相模原市保健所生活衛生課との協働事業も始まり、相談会月2回(第2.4火曜日)、 譲渡会月 1回(第4日曜日)にも対応しています。一般からの保護はできませんが、市民の方と共に問題解決に向けて考え、対応をしています。今年から地域猫のモデル事業も始まり、マンパワーが不足しがちです。共に協働事業で活動をしてくださるボランティアも募集しています。
しっぽの生えた命のバトンを繋げるためのお手伝いを一緒にしてみませんか?


57号 2015年8月発行
大船渡支援 相模原市民ボランティアの会  
TEL:042-754-6084(代表:藤田 繁幸)

  大船渡支援相模原市民ボランティアの会は、2011年6月に設立、東日本大震災で大きな被害を受けた銀河連邦の大船渡市の復興支援を継続して行っている市民団体です。
 活動は、泥まみれになってしまった写真を洗浄し、きれいになった思い出を大船渡市の皆さんにお返ししたり、仮設住宅に入居する方々向けに、アイロン、アイロン台、裁縫セットなどを送ることからスタートしました。
 現在は、さくら祭りなどでの物産販売、銀河連邦の旅ツアー、簡易トイレ講習会、被災体験を未来へつなげるための講演会などの活動を行っています。また、一口311円(3月11日を忘れないため)からの被災した公民館を再建するための募金活動『立ち上がろう!公民館プロジェクト』、子どもたちに震災を語り継ぐ『震災絵本プロジェクト』も行っています。
 大船渡支援・銀河連邦の旅ツアーは、2012年6月22日に40名の参加で第一回を開催、今年で第5回目の開催となりました。「被災地を忘れない、応援しよう!岩手・大船渡」の旅は、これからも続けます。
 ワカメなどの物産販売の売上げ、講習会や講演会の売上げは、全額大船渡支援に使わせていただきます。  皆さまのご支援、宜しくお願い致します。
 自然災害では、食べ物・飲み物は何とか配給を受けても次に来るのが生理現象です。避難所に仮設トイレがあったとしても、沢山の人には対応できません。東日本の災害でも一番困ったのがトイレの問題です。ダンボールのトイレは、 軽くて持ち運びもでき避難する時も持ち出せます。特に子ども、女性には大変便利で役立ちます。市内の企業からダンボールの廃材を提供してもらい、定期的にサポセンの会議室で簡易トイレ講習会を開催しています。 皆さん、作ってみてはいかがですか。

56号 2015年6月発行
NPO法人 Creative Movement & Dance ゆうゆう 
TEL:042-704-8753 (代表:惠濃 志保) HP:http://cmd-youyou.jimbo.com/

  淵野辺駅からすぐの「ゆうゆうハウス」には、いつも子どもたちの元気な声が響きわたっています。扉を開けると、そこにはとても楽しい空間が広がります。
 ダンスやアートなど、様々なクラスがあるムーブメント教室は、年齢や発達段階に合わせてプログラムが組まれ、「からだ」「あたま」「こころ」を遊びの中で育む“ムーブメント教育・療法”を基にしています。お父さんやお母さんも一緒に参加し、親子で楽しみながら成長を実感できる教室です。
  2007年に設立した「CMDゆうゆう」は、和光大学で学んだ学生から生まれ、2009年にNPO法人を取得しました。スタッフは、様々な資格や特技を活かしてプログラムを担当し、子どもたち一人ひとりの発達にあった成長をサポートします。
 ムーブメント教室の他にも、地域親子サークル、大学の公開講座、保育園での出張親子教室をはじめ、様々なイベントを開催しています。また、東日本大震災を機に「あそびのちからは いのちのちから」プロジェクトを開始し、宮城や福島への出張教室や郡山市でスタッフ向け研修も行っています。
 今後もますます地域に根ざした活動が期待される、若いエネルギーあふれる団体です。
 “ムーブメント教育・療法”とは、アメリカのマリアンヌ・フロスティッグ博士らが長年にわたる研究と実践を集大成し体系づけた発達支援法で、「~させる」ではなく「~したい」を大切に、「からだ(動くこと)-あたま(考えること)-こころ(感じること)」の調和のとれた発達を支えます。
 現在日本では、保育や特別支援教育、医療・福祉の現場で活用されています。





55号 2015年4月発行
牧郷豆の会  TEL:042-689-2238 (代表:倉田 実 )  HP:http://www6.plala.or.jp/mrng/

 
 「牧郷豆の会」は緑区牧野地内の牧郷地区で、50歳以上の親父さん達が、農業を通じて地域のコミュニケーション作りを行っている団体だ。 「牧郷豆の会」の活動は、会長の倉田実さんが「自分たちの手で育てた麦や大豆を使って味噌を作ろう」と、趣味の仲間に声をかけたことから始まった。現在は、農家から休耕地を借りて、大豆の他、小麦や野菜などを無農薬で栽培している。大豆は味噌、小麦は麺に加工している。手作りの麺を使った牧郷焼きそばやうどんは好評だ。相模原市民若葉祭り、地域のイベントなどでも提供している。
  メンバーの職業は、農業、コック、IT技術者、公務員、大工、建築士など多種多様だ。会では、調理、HP、事務担当など、得意分野を生かして役割分担をしている。
 倉田さんは「収穫した農産物を喜んでくれる事が嬉しい。また、気軽に誰でも農業体験をして欲しい」と語った。自然豊かな牧郷地区で、個性豊かな親父さん達と一緒に、農業をしてみてはいかがでしょうか。
 1月17日(土)、冬晴れの青空の下、「牧郷豆の会」の『麦踏み』が行われた。「牧郷豆の会」の畑は藤野駅から車で10分ほど走ったところにある。この時期の麦は、穂が出る前の小さな株だ。親父さんたちのマネをして、麦を1株1株踏みつけていった。こうすることで、麦が霜に負けないように根の張りが強くなることや、穂の数が多くなるなどのメリットがあるという。1時間半ほどで麦踏みは終わり、温泉に入り汗を流した後に、新年会が行われた。


54号 2015年2月発行
障がいのある方のための 「新成人を応援する会」  TEL:042-759-4310 (代表:藤井 恵美子)

 
 1月18日(日)、穏やかな日和の中、「障がいのある方のための新成人を祝う会」が開催された。振り袖やスーツで正装した若者たちが、手づくりのコサージュを胸に付けて少し緊張した面持ちで式典に参列していた。
 「新成人を祝う会」は、障がいのある子どもたちが20歳になって、社会人の仲間入りをしたと感じることができるよう式典に参加することで、共に成長してきた友達や保護者、お世話になった方々と一緒にお祝いをしようと、保護者の方々が「新成人を応援する会」を結成し企画したものだ。
 当日は、40名を越える新成人が参加し、加山俊夫相模原市長をはじめ多数の来賓が参列し、お祝いの言葉を述べた。続いて、新成人の名前が一人ひとり読み上げられ、数名の成人がリレー形式で感謝の言葉を述べた時は、熱いものが込み上げてきた。彼らの成長を見守ってきた保護者の方々の喜びはひとしおであったと思う。
 式典後はパーティーが催され、お囃子やマジックなどのアトラクションもあり、和やかな雰囲気の中で歓談する姿が印象的だった。これまでお世話になった近隣の養護学校の教員の方々も多数参加し、新成人との久々の出会いに歓声をあげて抱き合う光景がそこかしこで見られた。
 会代表の藤井恵美子さんは「相模原市では初めての試みで分からないことばかりだったが、試行錯誤を重ね、様々な方々の協力を得てここまでこぎつけることができた。この場を借りてお礼申し上げたい。これを機に、今後も継続して開催できることを切望している」と感慨深げに話してくださった。


53号 2014年12月発行
認定NPO法人 らいぶらいぶ  mail:info@live-lib.jp  URL:http://live-lib.jp

 
 私たちは、本を通して心豊かな生活を送りたいと願う人と図書館を結ぶNPOです。相模大野図書館の窓口業務等の受託、「絵本の中の料理を作る会」の開催、ラジオ・エフエムさがみで本を紹介する「ブックらいぶ」、また「おはなしフェスタ」などを行っています。
  2009年から、こどもセンターの子育てひろばなどで行っている「ブックチャンス」事業では、乳幼児とその保護者を対象に、親子に絵本を読んだり声かけをして、絵本を開く楽しさと、子育て応援メッセ―ジを伝えています。また、南区保健センターの4か月児健診に併設された場で行う「ブックチャンス」は、相模原市の協働事業提案制度を経て、現在はこども青少年課の委託事業(親子コミュニケーション支援事業)として継続しています。 より法人が信頼を得ることで、自分たちの住む地域に直接「ブックチャンス」を応援してくれる人が増えればいいな・・・と思い、2013年に認定NPO法人になりました。寄附の取り組みはまだまだ始まったばかりで課題がたくさんです。広報にかける人手や費用とその効果は、いかなるものか手さぐりで学んでいます。
 先日、100回目の定例会をみんなで祝いました。時間が経過し会員のライフスタイルも変わりました。子育てや介護・仕事に追われ、なかなかNPOとの両立が難しいことや、世代交代という課題があります。だからこそ生まれてくる知恵やアイディアがあるかもしれない・・・そんな力が地域を元気にする一因になればという想いで、会員一同200回の定例会を迎えることができるよう頑張っていこうと思います。 (代表:鈴木節子さんからの寄稿)

52号 2014年10月発行
NPO法人 COCONET神奈川支部  mail:colorgarden@keh.biglobe.ne.jp  URL:http://coconet-color.com/

 
 NPO法人「COCONET神奈川支部」は、カラーセラピー手法を用いて子どもや子どもに関わる人の心のストレス軽減や、色彩を取り入れたコミュニケーションによる健やかな家庭と豊かな感受性を育むことを目的として活動を行っている。
 活動のきっかけは、2004年に現支部長の小林祥子さんが始めたという色彩セラピー講座。この講座で学んだメンバーが中心となり、2008年に地元の小学校等でパステルアートのワークショップを開催し、2010年にNPO法人となった。神奈川支部では学校や保育現場などの子育て支援施設を中心に、子どもや親子を対象としたワークショップや講座、職員対象の研修を行っている。クラスやサークル、職場での心の絆を深められると大好評だ。
 また、色彩を取り入れた生活の普及を行う環境色彩整備事業や、毎年3月には東日本応援プロジェクトとして、企業がメッセージカードや灯籠を贈るワークショップなども開催。最近では精神面での健康づくりを目的とした高齢者対象のワークショップも行っており、高齢者へのボランティア研修として企業が活用することも増えてきているという。
 未来を担う子どもたちの日常の思いや意見を聴くことのできる活動の他、今後は「連携」をキーワードに、子どもと高齢者を繋げる世代間交流を目指した活動も検討中。相模原のよりよいまちづくりを目指して、更に活動を拡げてゆく予定だ。


51号 2014年8月発行
青い鳥 TEL:042-784-9113 (代表:前川 好子)

 
 今年5月の連休、津久井湖観光センター前で、ボランティアグループ「青い鳥」の布ぞうり500人展が開催された。
 橋本からバスに乗り、観光センター前で下車すると、何やらカラフルな板がいくつも並んでいるのが目に入った。近づくとそれは、段々に並べられた布ぞうりで、まるで羽子板を並べたようだ。布ぞうりは幼児用から大人の男性用までサイズが揃っており総数670足。これらは全て、地域のボランティアによって作られた。最年長者は80歳、約20名の方々が、できる時にできることをやるといったかかわり方で1000枚の浴衣を集め、洗濯、染め、ほどき、裂き、編むといった作業を行ってきた。
 こうやってできた布ぞうりは、1足1,000円前後で販売され、その収益金は福島の被災者に寄付される。
 「青い鳥」は、団体設立当初から古着をリサイクルして、その売り上げを福祉施設等に寄付してきた。初めのうちは、このような活動をなかなか理解してもらえず、つらい思いをした時期もあったという。しかし、今では地域住民の協力も得られ、座間や厚木のグループとも連携して活発に活動を展開している。
 「一人の力はたかが知れてるけれど、みんなの力が結集すれば大きな力になる。今回の500人展では約300足の布ぞうりを売ることができた。次回は1000人展にチャレンジしたい」と、代表の前川さんの言葉は力強い。これからも「青い鳥」の取り組みにエールを送りたい。
【ご協力ください】浴衣と木綿の布のご寄付を募っています [回収場所]さがみはら市民活動サポートセンターまたはチューリッヒ(緑区城山1-4-27 [TEL]042-782-3269)

50号 2014年6月発行
NPO法人 里山津久井をまもる会 TEL:042-784-7847 (代表:安川 源通)

 
 NPO法人「里山津久井をまもる会」は、津久井の豊かな自然を保護しつつ資源として活用することで、様々な環境教育や自然体験プログラムを行っている。
 専門家のガイド付きで楽しめる自然観察会や、季節ごとにコースを探索して学べるデジカメ写真教室。また、野鳥や昆虫を観察しながら道志川支流を歩くリバートレッキングや、車のタイヤチューブでの川下りなど、いずれも自然を満喫できるプログラムと大好評だ。
 一方、里山環境保全活動では、500坪の農園で津久井在来の大豆を栽培。味噌や豆腐を作り、地元の特産品の開発、製造、販売を行っている。
 代表の安川源通さんは、1999年に地域の子ども育成会の役員になったことをきっかけに、津久井の自然を活かした「わくわく冒険隊」の活動を開始。「自然豊かな地域に暮らしていながら、自然の中では遊ばない子ども達を何とかしたい」との想いから、小川の流れる森の中でのロープ遊びや竹細工など、数々の自然体験を考案してきた。次第に、この雄大な自然を地域住民だけでなく、より多くの人に知ってもらいたいと考えるようになったという。
   今後は、ホームページやSNSの活用も視野に、活動範囲の拡大を予定。その充実した活動に、ますます目が離せない。



49号 2014年4月発行
動物を考える「タマの会」

 
 平成4年、当時1年間に処分される犬・猫の数は全国で90万頭とも言われていました。 相模原市もご多分に漏れず、年間約1600頭もの犬・猫が保護センターに持ち込まれ処分されており、処分のために540万円という多額の税金が使われていました。 そのような折、処分にお金を出すのではなく不幸な命を生ませないための『犬・猫の不妊去勢助成制度』がある自治体を知り、早速、集まった6名の仲間と<動物を考える「タマの会」>を立ち上げ、制度制定のための署名活動を始めました。 平成4年1月の事です。
 その年の9月議会に4000名の署名を添えて陳情書を提出しましたが、継続審議となり、3月議会で採択、翌5年の6月から相模原市でも『犬・猫の不妊去勢助成制度』が施行され、これが現在も継続しています。 この間、動物愛護の風潮も時代と共に変化して来ましたが、この制度は、当市の動物行政に大きな変化をもたらした施策でした。
 平成25年度からは、動物愛護を考える仲間として『猫の譲渡会と相談会』の協働事業に係わっていますが、行政とボランティア、それぞれが可能な手段を駆使して問題解決に当たっています。 この事業も3年間継続されますが、終了の暁にはきっと次のステップが見えてくる事を期待しています。
 手元にある20数年前の陳情書には「花と緑と命を大切に、そして小さな動物達と穏やかに共存できる潤いのある住みやすい街づくりを目指して」と記してあります。今後も初心に立ち帰り、身の丈に合った活動を継続したいと思っています。

48号 2014年2月発行
スマイル ミニシティ プロジェクト

 
 仮想のまちでの社会体験を通じて、実際のまちについて学ぶことができる。まるでテーマパークのようなイベントをご存じだろうか。
 「スマイル ミニシティ プロジェクト」が運営する、子どものまち『エンジョイ スマイルさがみ』は、子どもだけが市民になることのできる相模原の仮想のまちだ。ここでは市長をはじめ、お店の人とお客さん、さらには職業案内所のスタッフまでがみんな子ども。市民証を持った子どもたちは市民となって、市長選に立候補したり、職業案内所を経由して好きな仕事に就いたり、稼いだ給料で買い物したりと、まちのなかで自由に過ごすことができる。
 2012年に設立されたスマイル ミニシティ プロジェクトは、「否定しないでプラスする」をモットーに、子どもの社会参画と人としての自立、仮想のまちからリアルのまちへ、まちづくりに積極的に参加する子どもと青少年の育成を目指して活動を行っている。
 その他にも、縮小版の子どものまちである『ミニミニシティ』や、色々な職業の専門家をはじめとしたすごい大人との出会いを体験できる『子ども店長教室』など、魅力的なものばかり。いずれも遊んで学んで体験できるとあって、子どもたちに人気の内容だ。
 スマイル ミニシティ プロジェクト代表の山家さんは「自分たちのまちについて学んでもらいつつ、まちは変えられるということを知ってもらいたい。大人は子どもたちの柔軟な発想を取り入れて、実際のまちづくりに活かしていってほしい。」と話してくれた。まちは絶対に変えられる、スマイル ミニシティ プロジェクトのイベントは子どもたちにそう確信させてくれるに違いない。

47号 2013年12月発行
NPO法人 ナプア アイカネ

 
 小さな子どもたちからお年寄りまで、イキイキと華やかにフラダンスを踊る。「ナプア アイカネ」とは花の友だちという意味があり、仲間づくり、癒しの場として2000年に教室を開始。代表の井上邦子さんは、これまでの経験から健康の維持・増進、介護予防や子育て支援にフラが役立つことを常々実感。より公益的な活動に発展させたいと、今年7月、NPO法人格を取得した。
 高齢者には「楽しく元気に」、子育て中のママたちには「同じ悩みを抱える者同士、体を動かし仲間と関わることで、心身共に豊かな生活を送ってほしい」。一方、幼い頃からママと共にフラに親しむ子どもたちには「いろんな地域に目を向け、やがて世界につながる子どもに育ってほしい」と語る。ナプアアイカネの子どもたちは、学区や地域を越えた仲間づくりが自然に出来ているという。地域、そして家族さえも絆が希薄になっているといわれる昨今、フラは地域や家族の絆づくりにも大きく貢献しているようだ。
  さらに、メンバーの中には稽古を重ねて教えられるまでに育った人もいる。それが、いずれ生きがいにも繋がるようにと講師の育成にも励む。現在、企業の社員の健康づくり等、講師が活躍できる場所・機会を求めている。  「ぼちぼち気長に、あくまでも自然体で、謙虚に」を身上とする井上さん。人々の心身の健康を強く願う井上さんの想いとこれまでの実績が、今後更なる展開を繰り広げてくれるに違いない。


46号 2013年10月発行
相模原に冒険遊び場をつくる会

 
  手づくりのブランコや滑車ロープに歓声をあげる子もいれば、裸で水遊びに興じる幼児もいる。森の奥には秘密基地も……。「銀河の森プレイパーク」(キャンプ淵野辺留保地)は、平成24年度相模原市の協働事業に採択された子供たちの自由で自律的な遊び場。毎週水曜日と週末は不定期に開園する。
 運営を担う「相模原に冒険遊び場をつくる会」の渡辺建代表は「ケガと弁当自分持ち。危険を排除するのではなく、生きる力の育成に必要な経験へと転化させたい」と語る。「行政との対等なパートナーシップを目指して、開園に至るまで、こども青少年課とは納得がいくまで議論した。協定書の作成や土地整備、給水、リーフレット作成等々、試行錯誤の連続だった。
 会の発足は2004年7月、仲間と出前の「まちなか冒険あそび」を開始し、常設のプレイパークを目指した。「市民の陳情を元に行政によってつくられたプレイパークは上手くいかない。我々は夢と強い思いをもって、行政との調整や役割分担の交渉に臨んだ。体力も精神力も問われた」。以来、子どもたちを見守る大人=プレイリーダー・スタッフの育成や「銀河の森だより」の発行など、協働事業のモデル化を志向する。昨年度の利用者は4377名。
 協働事業は最長3年の期限付き。留保地は国有地のため、期限後も同様に開園できるかどうかは分からない。「幼児や子育て中の母親たちの憩いの場としても利用して欲しい」。渡辺代表の一途で熱い思いが課題を一つずつ解決していくに違いない。(安)

45号 2013年8月発行
カワラノギクを守る会

 
  「雲のように花が咲く」と、言われるが、10月ころ、相模川の丸石河原で、小さい可憐な白い菊の花を見かけることができる。環境省の絶滅危惧種に指定されているカワラノギクの花だ。 カワラノギクは、ライバルの少ない丸石の河原で、太陽光を独占して生きている。しかし、丸石河原の面積が減ったり、台風で水が上がったり、外来種におされて生育環境をおびやかされると、数が減ってしまう。
  のちに「カワラノギクを守る会」の会長となる故 河又 猛さん(現会長は長谷川 兌さん)と、故 内田藤吉さんは、1991年、流域を足で探索し、相模川では絶滅したと諦めかけられていたカワラノギクを厚木の猿ヶ島右岸で35本発見。相模川におけるカワラノギクの保護活動がスタートした。
 保護活動では、1月ころ実を収穫して乾燥させ、3月下旬ころ種を砂だんごにくるんで河原に植え、芽が出てきたら草取りをして苗を守る。 2001年からは学校の授業の一環で保護活動が行われるようになり、今年は『SAVE JAPANプロジェクト』の事業として、日本NPOセンター、損保ジャパンなどが協働・協賛し、自生地を訪ねるプロジェクトを行っている。
 四輪駆動車を河川敷に乗り付け、ボランティアのための歩道をひとりでほとんど整備したという河又さんや、一生懸命に世話をする子供たちなど、カワラノギクを心から大切にする多くの人に見守られ、個体数は少しずつ回復しているという。(植)

44号 2013年6月発行
NPO法人 木パト

 
  住まいをもたず、路上での生活を余儀なくされる人たちがいる。「NPO法人 木パト」は、第2第4木曜の夜、淵野辺公園や相模大野駅周辺をパトロールし、路上生活者に手作りおにぎりや温かいスープを渡しながら、声かけを行っている。
 けがや病気のある人は病院に連れていき、住まいを求める人が希望すれば「シェルター」という一時入居の施設を紹介し、その後の家探しや生活の相談にも乗る。シェルターは、DV※を受けた女性などが利用することもある。 「木パトなら信頼できる」。路上生活者の間で口コミが広がり、困りごとや、仲間の様子などの情報を提供してくれるという。たとえ一方通行の行いでも、待っていてくれるから続けてきたと、代表の藤谷 操さんは語る。 「路上生活者を本気で心配する存在は少ない。だからこそ、一人の人間として受け入れられる権利を代弁したい。関係各所にももっと本気になってほしいです」
 クリスマスの夜、これから氷点下の気温の中で眠る路上生活者にスープを渡し、帰宅し、自分は温かい食事を食べていると、何ともいえない罪悪感に襲われるという。 「でもみんな『休んでいいから辞めないで』って言うの。自分たちのために来て普通に世間話をしてくれることが、どれほど嬉しいかって。だから辞められません」  昨年から相模原市との協働事業も始まった。だからこそ原点に立ち返りたいと、藤谷さんは語る。(植)
※DV(ドメスティック・バイオレンス):  配偶者やパートナーから受ける暴力のこと



43号 2013年4月発行
NPO法人 自遊クラブ

  
NPO法人自遊クラブは津久井地区を活動拠点とする森林ボランティア団体です。相模原市には手入れされずに放置されたままの雑木林が多く、荒廃が進んでおり、これらの雑木林の整備が急務となっています。自遊クラブでは、平成20年から神奈川県の支援補助金を申請し、本格的に森林ボランティア活動を開始しました。更に、平成23年には相模原市の協働事業提案制度に森林整備で応募・採択され、“「市民の森」を創ろう!”をテーマに活動を拡大し、現在は長竹地域の里山の森林整備を行っています。
  協働事業では、森林整備の他に、森林ボランティア体験イベント等を実施し、広く市民に対して、森林に関心や関わりを持つように働きかけてきました。その結果、森林ボランティア体験イベント等の参加者を中心に、継続して自遊クラブの活動に参加する人達が増えました。平成23年は4名、平成24年は5名が自遊クラブに入会し、一緒に活動しています。これらの人達の中には、デザインの得意な人、ITに詳しい人等がいて、リーフレット・チラシの質が向上し、ホームページ・フェイスブックの更新が確実に行えるようになりました。
 自遊クラブの基本方針は、安全第一、無理せず、楽しく活動することです。活動日は、原則第2土曜日と第3日曜日。作業時間は9時から15時までです。楽しく活動している様子をホームページ・フェイスブックでご覧ください。また、いつでも森林ボランティア参加者を募集していますので、森林ボランティア体験に参加してみたい方は、ご一報ください。

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