今、地域がおもしろい ~サポートセンター情報紙『さぽせんナウ』より~

こちらのページでは、相模原の地域の様々な動き(自治会や、任意団体等)に焦点をあて、サポートセンター情報紙『「さぽせんナウ』2011年4月15日発行号~2013年2月15日発行号内で紹介した皆さんの活動の様子をまとめました。ぜひ参考にして頂ければと思います。

42号 2013年2月発行
青根草木館

 平成23年5月、道志みち(国道413号)の途中に、山の駅こと“青根草木館”が登場した。1階には地元の野菜やパンなどの販売所、木工体験スペース、薪ストーブが燃える喫茶店。2階にはハンモックもできる研修所とフォトギャラリー。驚くことに、公共の施設ではない。
 「生まれ育った故郷が元気になるため、何かしなければと思った」。  有限会社サトウ草木の代表取締役・佐藤好延さんはいう。
 低迷する国内の林業。ふるさと青根も、山の荒廃や過疎化という課題に直面している。残りの人生を山に賭ける決意をし、平成8年、周囲の反対を押し切り27年間勤めた消防署を退職、水源環境税で水源の森の保全に取り組む「有限会社サトウ草木」を興した。事業の応援者に恵まれ、山林も整ってきたが、林業の後継者の育成や過疎という課題が残った。
 青根草木館の目標は、林業によって水源地域全体を活性化させる一端を担うこと。
 家族づれを中心に毎年700人もが訪れる森林体験で青根の林業をPRしたり、わずかながらスタッフの雇用を創出している。研修室では趣味のサークルやNPOの役員会などが行われる。何より、ふるさとへの熱い想いをもつ佐藤さんその人が、行政や、さがみはら産業創造センター、他 地域の企業などと青根をつなぐ重要なメッセンジャーだ。
  「山の道具の博物館をつくり、林業の歴史を伝えたい。青根の木材を使った住宅を販売し、若い人に青根に住んでほしい」と、夢を語っている。 (取材:植)

41号 2012年12月発行
相模原活性企画実行委員会 http://ouen.nomaki.jp/tubu/tubuindex.htm 

  主に動画作品をネットで発表しているパフォーマンス集団「つぶつぶ★DOLL」と、相模原を拠点に活動している「相模原市民ミュージカル」の若者たちが共同で「相模原を元気にしたい、お世話になった相模原のみなさんにご恩返しをしたい。」と「相模原活性企画実行委員会」を立ち上げた。この秋からは、相模原市民ミュージカル実行委員会(主催)、相模原ご当地アイドル「つぶつぶ★DOLL」との共催で「相模原活性企画ご当地アイドル」事業を開始した。
 相模原の活性化を考える様々な団体との連携で、相模原のイベント等を紹介する動画を作成しネットにアップしたり、イベント自体の手伝いも「依頼があればもちろん!」行う。作中に登場する人物や、イベント会場で盛り上げ役が必要な時に登場するのも “アイドル”たちの重要な役割の1つだ。“アイドル”は、歌って踊るだけでなく、ときにはレポーターやナビゲーターも務める。あの有名なご当地アイドルのような商業ベースに乗ったアイドルではなく、地元に密着した形での活動を目指しているとのこと。
 メンバーは20代の若者が中心。若者ならではの感覚で情報発信することで、若者が地域のイベントに参加する機会も増えてきた。11月に行われたライブは100名以上の参加があったという。発足して間もないが、2013年3月までを第1期として、4月からは第2期生が活躍する予定。相模原市の活性化に向けて、若者らしいパワーあふれる企画が盛りだくさん、今後に期待したい。(取材:橋)





40号 2012年10月発行
NPO法人 篠原の里 http://www.ops.dti.ne.jp/~shinoba/

 「篠原の里」計画は篠原小学校の廃校とともに始まった。相模原市緑区牧野にあるNPO法人「篠原の里」。都心から1時間程、蛍やギフチョウが飛び交い、炭焼きや酒まんじゅうづくりが人々の生活の中に今も息づいている場所がある。その場所に、地域活性化のために立ち上げたNPO法人「篠原の里」がある。
 廃校舎を再利用した篠原の里センターにはこの夏も福島から約30人の親子が訪れた。青空の下、外遊びが出来ずにいた子どもたちがグラウンドをめいっぱい駆け回る。ランチタイムにはグラウンドに設置された竹の周りに皆が集まり、わいわいおしゃべりをしながら流れてくるそうめんを箸でつかみ、味わった。参加者の一人は、「言葉少なだった子どもが、篠原の里でたくさん話をするようになり、嬉しい」と話す。
 訪問者を迎え、この地域では20年間途絶えていた夏祭りのみこしが昨年より復活した。 また、「篠原の里」では、農村と都市部を結ぶ今までにない活動も提供している。炭焼き体験、ブルーベリー収穫、陶芸教室、竹笛作りなど土地に密着した様々な体験プログラムがある。一度足を運んでみてはいかが?(取材;中)



39号 2012年8月発行
『トランジション藤野』 http://blog.canpan.info/team-80/ 

 相模原市の北西部に位置し、森や湖などの自然資源に恵まれた山間のまち藤野。ここは芸術家や文化人が住むまちとして有名だ。また、循環型社会をデザインする日本のパーマカルチャー運動の発祥の地でもあり、日本初のトランジション・タウンとしても知られている。この藤野で新しい地域づくりの牽引役となっている榎本英剛氏にお話を伺った。
■「トランジション」とは?  トランジションとは、2005年イギリス人のロブ・ホプキンスが立ち上げた草の根運動である。石油などの限りある資源に過度に依存せず、市民の創意工夫と、地域にある資源を最大限に活用して、脱石油型社会へ移行していくという運動だ。このような理念のもと藤野で新しい地域づくりに挑戦しているのが「トランジション藤野」だ。
■ 地域づくりはこの指とまれ方式で!  藤野には、4世帯が協力して「持続可能な暮らし」を模索しているシェアハウス「里山長屋」がある。トランジション活動はここを中心に様々なワーキンググループを立ち上げ、この指とまれ方式で自発的に活動を展開している。「お百姓クラブ」や森林を整備して薪をつくる「森部」、原発事故を機に立ち上げた「藤野電力」。そして、通貨単位を「萬(よろず)」と定め、自分ができること、して欲しいことを登録する「地域通貨」制度の導入。この登録制度は、地域の人材バンクとして活用する傍ら、メーリングリストによる市民同士の情報交換にも役立っている。
■ 市民の「創造力」は再生可能なエネルギー 榎本氏は、これらの活動に一層の推進力を与えたのは、昨年の3.11の影響が大きかったと話す。震災直後の高齢者の孤立確認には人材バンクが、被災地への支援物資集めや募金活動にはメーリングリストが大きな威力を発揮したという。藤野では市民が知恵を出し合い協力し合って危機を乗り切ろうとした。その結果、市民の結束力が強まり地域の底力が高まった。  私たちには環境や社会がどんなに変化しても問題を解決していく力「創造力」がある。その力こそが、再生可能なエネルギーであると榎本氏は教えてくれた。(取材;水)



38号 2012年6月発行
コミュニティギャラリー『はこの和』 http://www.hakonowa.com/

 人との繋がりを育むおしゃれなスペース 小田急江ノ島線の東林間駅から徒歩4分ほどの商店街に、「コミュニティギャラリー“はこの和”」がある。地域の方々が年代を超えて気軽に立ち寄って繋がりができるようなスペースがあれば・・という想いから、今年2月にオープンした。“はこの和”は、外観、内装ともパステル調の柔らかい雰囲気でまとめられ、誰もがちょっとのぞいてみたくなるような素敵な空間だ。店内は個性豊かなアクセサリーやプリザードフラワーなど、趣味を生かした手づくり作品のレンタルBOXが配置され、委託販売が行われている。スペースの一角には手づくりテーブルが用意されており、お茶を飲みながら気軽に話をしたり、お楽しみ講座を開くことができる。ちょっと奥まった小部屋ではネイルアートやフェイシャルエステなど女性には魅力的な催しも行われている。
 主婦の社会復帰を応援  オーナーの鈴木理子さんは、出産子育てで一度働くことから退いた主婦の社会復帰を応援するため、このコミュニティギャラリーをオープンしたそうだ。ここでは、主婦が無理せず、自分の好きな時に好きな事ができるように、そして趣味をビジネスとして生かせるようになってもらえたらと話す。 作品を提供している作家や、講師の方も“はこの和”に集う地域の方々と関わることによって、共に企画に参加したり、相談し合うようになってきたという。“はこの和”で「人の輪」が徐々に広がりつつあるようだ。
 地域の人たちの「縁側」的存在に
 時折、近所のお年寄りの方が手づくり料理を差し入れることもあり、居合わせたお客さんやスタッフとおしゃべりをしながら食事をすることもあるそうだ。地域の方々が気軽に集まりおしゃべりのできる「縁側」的な存在になれたら嬉しい。今後は世代を超えた地域の交流の場となることが目標と目を輝かせて語ってくれた。(取材;花)

37号 2012年4月発行
かみみぞ ひだまり 相模原市中央区上溝5-1-11 TEL:042-761-4007(上溝商店街振興組合)


 JR相模線上溝駅から徒歩数分。夏には上溝祭で熱気あふれる“てるて通り”近くに「かみみぞ ひだまり」はある。商店街の活性化が深刻な課題となっている今、空き店舗を活用するために地域住民が動いた。平成20年8月、上溝地区にぎわいづくり推進協議会が発足。協議会・商店街組合や行政などが検討を重ね、平成22年3月に子育て支援広場が旧タケウチ酒店にオープンした。会員やビジターの利用料金とボックスショップの開設による収益の他に、入り口では野菜や花を販売し、運営費に充てている。何よりその活動を支えるのは地元住民の力が大きい。約30名のボランティアスタッフが毎日切り盛りしている。子どもたちが母親に見守られながらスタッフと遊んでいる様子は、まるで実家に帰ったような、近所のおばさんの家に来たような、日常生活にすっかり溶け込んだあたたかい雰囲気だ。対象はおおむね3歳未満の子どもと保護者だが、実に様々な年代の方々がつどっている。弁当の持ち込みもOK。また、誕生日会、マジックショー、紙芝居、ベビーマッサージ、パネルシアター、保険相談会など様々なイベントが開催されている。現在、ボランティアやボックスショップオーナーも募集中。地域全体で子どもを守り育てる、おひさまみたいな「場」の今後に注目していきたい。(取材:田)









36号 2012年2月発行
シニアふれあいサロンin西門 相模原市中央区相模原6-19-15 TEL:042-810-6172


 コミュニティビジネスの先がけでもある「シニアふれあいサロンin西門」を3年前に始めた阿部毅さんは、西門商店街を歩く高齢者が年ごとに増えていく様子をみているうちに、これからは、シニアが元気に集う場が必要になる、と気づいたことがきっかけになったと語る。
 サロンは西門プラザ斜め前のビル1Fにあり、店内は交流スペースの他に、小箱ショップや催し物の案内、壁にはこれまでの活動写真をパネルにして、訪れる方々に見てもらえるように工夫されている。毎月の行事は、健康マージャン教室、ウクレレ教室、フラダンス教室、うたごえサロンなど、さまざまなメニューが用意されている。昨年末の「ピンコロ会(サロンの定例飲み会)」では、男性が多く参加して大いに盛り上がったとか。シャイな男性は地域活動へ参加したがらない傾向にあるので、ノミ(飲み)ニュケーションは大切な交流の場となっているとのこと。 取材に伺った日は「うたごえサロン」の日で、電子ピアノに合わせて楽しく歌うシニアの方々の生き生きとした姿が印象的でした。また、始めたばかりという駄洒落“川柳の会”は、シニア世代の目線で見る政治・経済・そして日常生活を風刺した川柳で笑いを招こうと開催したところ、とても盛り上がったそうだ。昨年のサロン利用者は2500名を超え、シニアの憩いの場になっていることが伺える。 「3.11の震災以降、家族の絆が改めて見直されているが、この機会に地域の絆づくりに、もっと力を注いでいきたい」と、阿部さんは話されました。
 土日を除いて毎日開いているサロンは、いつもシニアの笑顔や笑い声が絶えません。気軽に立ち寄れるのは阿部さんの温かいお人柄によるもの。是非一度行ってみてはいかがでしょうか。(取材:坂)




35号 2011年12月発行
相模原市宮下自治会 http://members2.jcom.home.ne.jp/miyashimojichikai/index.html


 11月26日、澄み渡る晩秋の青空のもと、地域活性化の旗印でもある宮下自治会の「親子村収穫祭」に参加させて頂きました。 朝9時、いも掘りが始まりました。自治会の親子農園は、地元の地主さんが無償提供してくれているもの。懸命に頑張る子ども達はジャンボ級ジャガイモを掘り起こし「とったど―」の声、思わず笑みが浮かびます。他にも大根やねぎなど、収穫の喜びを体験出来る子ども達は何と幸せなことでしょう。共同作業の中にも、親子の絆、地域の家族の皆さんの絆がしっかりと根付いているのがとても印象的でした。
  次は収穫物を自治会館へ運び、獲りたての野菜を洗い皮むき、包丁で刻む。ここの主役はママ達と子ども達です。目標のトン汁の匂いが漂い始めたころからはお父さん方も食への参加です。私もトン汁を頂きました。「おいしい!!」やっぱり、青空のもと、気心の知れた仲間と笑顔の中で食べるこの幸福感が味を引き立てているのでしょう。
 自治会長中野様に伺うと、自治会としての活動は、まだまだこれから沢山のやるべき事があるとの事。決して諦めない強い意志を感じました。この収穫祭のみならず、防災、子育て、福祉、文化伝承と、変貌する社会環境に対して自主的に取り組んでいます。自治会委員の皆様、地域の皆さんが、より良い環境作り、より良い町づくりに向けて自発的に努力されている。これが宮下自治会の秀でている点です。特に委員の皆様の並々ならぬ尽力には心を動かされました。
 市政、施策をトップダウンで地域に落としても大した意味はなさないようにも思える今日です。やはり、町を生き生きと作りかえて行く事が出来るのは、コミュニティーがその構成する一人一人が相互理解を持ち、安心して暮らせる町づくりへと参加する事に始まります。(取材:佐)



34号 2011年10月発行
相原の歴史をさぐる会


 今回は、7月にサポートセンターにて開催された「第7回さが丸Cafe」にゲストでご参加いだいた、おなじみ“相原の歴史をさぐる会”の活動に同行取材させて頂きました。  
 取材日は9月5日。当日の活動は、9月24日開催の「相原周辺の文化財探訪」の事前現地調査が目的でした。そこには難しい歴史論などはなく、あるのは“ふるさと・相原”をこよなく愛し、明るく元気いっぱいの方々の姿と、知らなければ見過ごしてしまいそうな小さな史跡と伝承話の数々でした。私の小さな相模原っ子魂は一気に火が付き、すっかり相原の今昔に引き込まれてしまいました。
 さて、そんな“相原の歴史をさぐる会”の発足は、昭和46年、相模原市緑区の二本松が枯れかかった際に「歴史をなんとかしよう」と呼びかけたことがきっかけ、とのこと。以降、相原の史跡めぐりをはじめ、市などからの各種調査依頼(石碑の解読等)を受ける他、歴史に関する展示会や講座『相原地区史料展』を毎年開催。そして、2007年~2010年には活動成果として『相原の歴史いろはかるた』(郷土かるた)と『相原地区の文化財めぐり』(相原周辺地域の歴史散策マップ)を発行し、相原公民館区内および近隣の小中学校や教育関係施設に無料で配布。その内容の充実さはもちろんのこと、愉快さ抜群、世代を超えて楽しめること間違いなし!ぜひ必見です。なお、現在の会員数は35名(男性26名、女性9名)、各所でますますご活躍中です。さあ、皆さんもご一緒に、地元の歴史をさぐってみませんか?(橋・貴)

33号 2011年8月発行
きらめき工房スペース・遊



 相模原市緑区三井にある「きらめき工房 スペース・遊」。代表の小西千恵子さんは、お友達や地域の方々が「自分らしく自由にゆったりと過ごせるように」と自宅を提供して様々な活動をされています。

「スペース・遊」で自分らしく、笑顔で
  スペース・遊では、誰でも気軽に参加できる「おしゃべりサロン」、月に一回の苔玉作りや野草生け花などのイベント、みんなで歌を歌う「歌おうよサロン」、「さをり」織りなど様々な活動を行っています。「歌おうよサロン」では皆さん自分で織った「さをり」を着て、楽しそうに活動されていました。
「さをり」の魅力 「さをり」織りは、「失敗」がなくどんな織り方でもそれが個性となるところや、子ども用のものや足の代わりに手で織れる織り機もあるので、子どもや障害を持った方など誰でも織れるのが魅力です。 障害を持った方のお母さんは、「今までは、みんなと同じことができるように、と頑張ってきたけれど、「さおり」で自分の好きな糸や色を自由に選んでいる姿を見ると嬉しい。」と、おっしゃっていました。

「スペース・遊」という場所 小西さんは、「ここでは地域にとらわれず様々な人が集まり気楽な交流ができます。皆さんは、イベント以上にお庭の畑や自然の中での活動、その中でのおしゃべりが一番楽しいと思っているようです。それはスペース・遊でしか味わえない事で、私はその「場所」を提供しているだけなんです。皆が楽しいのが一番!」と笑顔で話して下さいました。 そんなスペース・遊の、人を選ばない、気楽で楽しい雰囲気が、遠くから来られるお仲間だけでなく、地元の方々も参加したいと思うようになったのかもしれません。地元の方を巻き込み、広がっていく繋がりはとても素敵だと思いました。(横・榎)

32号 2011年6月発行
農業生産法人 青空農園 http://aozora-nouen-sagamihara.com/index.html 


 相模原市中央区田名に荒廃農地の活用、農作業体験の場の提供を目的とした「農業生産法人 青空農園」があります。そこでは、地域の方々と若者たちが、『食べること』と『ゴミ問題』を一緒に考えながら活動しています。
・若い人たちの農業参加
・・・ 最近、若い人の農業離れとよく耳にしますが、青空農園にはたくさんの若い人たちが来ています。食べ物を作ることに喜びを感じ、土や野菜に触れることを楽しみ、とても生き生きとしています。きびきびと働く彼らを見ていると、人間の基本である「食」を支える農業は、とても素敵な仕事だと思えてきます。
・やりがいを持って働く
・・・ 若者たちに話を聞いてみました。「自然の中で働きたいという思いがあった。野菜を食べた後に『おいしい』と言ってもらった時は、とてもやりがいを感じる。」「農業をやる人が減っていると聞くが、都会の若者たちをどんどん巻き込んでいきたい。」「ここで学んだことを生かして、社会に還元できることは何かを考えていきたい。」と、前向きな意見が多く、やりがいを持って働いていることがわかります。
・自給率をあげる地産地消
・・・ 地域でとれたものを地域で食べるという地産地消は自給率アップにつながります。また、作った人の顔が見えるのは安心感があり、何しろとりたての無農薬野菜は本当に美味しく、特に人参の丸かじりは最高とのこと。相模原で作ったものを相模原で食べる。これがもっと広がっていくといいですね。
 青空農園では、家庭の生ごみを回収して肥料にし、代わりに新鮮な野菜を家庭に提供する活動をしていてます。地域の人とのつながりを大切にしながら生ごみの減量・資源化にも取り組んでいます。代表の菅沢千佳さんは、お父さんの意志をついで、自然のサイクルを大事にして地域の農業を活性化させていきたいと農業へかける思いを話されました。(報告 榎本)

31号 2011年4月発行
隣人祭り(Fete des Voisins)in大野台


フランス発祥の“つながり作り”が相模原でも始まった・・・
 「隣人祭り」って知ってますか?1999年。アパートの多いパリでの、老婦人の孤独死から始まったご近所さん同志のお食事会。先進国共通の“無縁社会”変革のアイデア。これが、フランスから世界中に伝わり、29カ国700万人参加のイベントになっているそうです。
 3年前、パリ生活の長かった一日本女性が呼び掛けて、新宿御苑で日本で初めての「隣人祭り」が開かれ、NHK「クローズアップ現代」でも紹介されました。 この事をたまたま新聞で知った市内大野台の住人が、昨年十月ごろ、互いに相談。「これっていいよね」「今の時代、こういうことが必要なのかも?」と意気投合。唐突かもしれないけど、近所で食事会やりませんか?と呼びかけることに・・・。 ちょうど季節は秋、TVで“いも煮会”報道盛んなこともあって「隣人いも煮会」を開催。 
 はじめは、みんな集まってくれるかな?と不安もありましたが、何と!6歳から78歳まで30人程集まり、盛り上がったそうです。さらに、年末には心強い仲間も増え、楽しい「餅つき隣人祭り」開催。 「やってみない?」と呼びかける一寸の勇気を出せば誰でもできる足元からの市民活動。もし相模原のあちこちで開催されるようになったら?ちょっと面白いかも・・・。(報告 池田)

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